【2025】パリCDG空港から市内へ | navigo semaine | The Découverte travel card

フランス
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こんにちは、たびまみです。
この記事では、パリ・シャルルドゴール空港(CDG)からパリ市内までロワシーバス(RoissyBus)で行く工程をご紹介します。ロワシーバスのみのチケットを購入することも出来ますが、私は空港でnavigo semaine(乗り放題券)を購入して乗りましたので、その購入方法も記載します。滞在期間中に公共交通機関を利用する方はnavigo semaineの購入がおすすめなので、ご参考にしてみてください。

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シャルルドゴール空港からロワシーバスで市内へ

CDG空港からはロワシーバス(RoissyBus)という空港バスが出ており、到着地はでオペラガルニエの1か所です。公式サイトでは所要時間は60~75分とのことでしたが、私が乗ったときは100分かかりました。そのときは18時半頃だったので帰宅ラッシュの時間と重なってしまったのかもしれません。渋滞につかまってしまい、予想より時間がかかりました。

到着地はオペラガルニエの一か所ですが、空港内乗り場は複数あります。始発はターミナル3で、ターミナル2の複数個所に止まり、ターミナル1に止まり、それ以降は止まらずにオペラガルニエへ向かいます。ターミナル2はとても大きいので複数個所に乗り場があるようです。

私は羽田からターミナル1に着いたのですが、始発であるターミナル3から乗りました。始発から乗ったので100分かかりましたが、ターミナル1まで30分ほどかかったので、1から乗れば70分でした。
ターミナル1にいたのになぜわざわざ始発のターミナル3に移動したかというと、バス車内の荷物置き場スペースが狭いので置けないと困ると思ったのと、席にも座りたかったためです。

終着点のオペラガルニエのバス停はこちら↓

車内は冷房が効いているのかわからなく、結構暑かったです。私のように渋滞にはまってしまうこともありますので、バスに乗る前に飲み物や食べ物を用意しておいたほうがいいかと思います。暑くて熱中症になりそうで、辛かったです。

ロワシーバスのチケット購入方法

ターミナル3を出ると大きなバス乗り場があります。ロワシーバス以外のバスもたくさん止まっている大きなバス停ですが、ロワシーバスの乗り場はEです。

Eに行くと大きく、ロワシーバスと書いてある券売機があるのでここでチケットの購入可能です。片道13€。
この機械でチケットを購入し、バスに乗ってチケットを機械にかざしたら完了です。あとは座ってオペラガルニエにつくのを待ちます。

このように、ロワシーバスのチケット単体はバス停購入可能です。私が買った、navigo semaineはバス停ではなく、空港内の有人ブースで購入する必要があるのでご説明します。

navigo semaineとは?

そもそもnavigo semaineとは、1週間の公共交通機関乗り放題券(€31.60)のことです。
ロワシーバスだけではなく、パリ市内の電車やバスが含まれているので、ある程度滞在日数があり、バスや電車に乗る予定の方は購入すると都度チケット購入する手間も省けますし、少しはお得になるかと思います。
ただし、1週間の計算方法が買った日から1週間ではなく、月曜日から日曜日の1週間と固定なのでご注意ください。例えば土曜日に到着して水曜日に帰るという方は、着いて初日に買ってしまうと土曜日と日曜日の2日間しか利用できないので、都度チケットを買うより逆に割高になってしまうかもしれません。

navigo semaineで乗り放題の対象は Île-de-France: metro, RER, bus, tram and train (except Orlyval)です。パリの中心地にある有名観光地であればmetroとバスでアクセスできますし、少し遠方のヴェルサイユ宮殿までの電車(RER)もディズニーパリへの電車(RER)も対象です。

 このnavigo semaineは乗り放題券ですが、この乗り放題券をチャージするためのカードも初回時は購入する必要があります。それがThe Découverte travel cardです。初回時はこのカード自体も購入する必要があるため、5€かかります。私も持っていなかったので購入し、トータル€36.60でした。
例えると、The Découverte travel cardがPASMOやSuicaのようなカード本体のことで、そのカードにnavigo semaineという1週間券をチャージするという方法です。

おそらくこのカード自体は有人ブースでのみ購入可能です。アプリで管理する場合はスマホにnavigo semaineを入れることもできるようです。

The Découverte travel cardを持っているとnavigo semaineが日曜日で切れてしまっても、1day乗り放題券をチャージすることができます。カードを持っているので、チャージ自体は駅の機械でできるので、とても簡単です。後述します。

navigo semaineの販売元であるÎle-de-Franceの公式サイトはこちら↓

Tickets and fares
Au cœur du réseau de transports Franciliens, Île-de-France Mobilités fédère tous les acteurs (voyageurs, élus, construct...

navigo semaine購入方法

ターミナル3の有人ブースでnavigo semaineを購入しました。
ターミナル3の有人ブースの場所はこちら↓ブースにnavigoと書いてあるので行けばわかります。

日本で事前に用意したことは・・・
・navigo semaineに貼る証明写真の持参(サイズは30㎜*25㎜)背景は白。
・名前ペンの持参

証明写真は日本で事前に用意しておいてよかったです。日本の免許証サイズ(30㎜*24㎜)で問題ありませんでした。ペンは太い名前ペンでも普通のボールペンでもよさそうです。

持参した写真を持って、ターミナル3のインフォメーションに並びます。少し混んでいて15分ほど待ちました。混んでいたので心配していたのですが、係の方もとても親切に対応してくれました。
自分の番が来たらnavigo semaineが欲しいことを伝えるとThe Découverte travel cardにチャージしてくれました。クレジットカードで支払いし、写真を貼り名前を書くように言われました。事前に調べていましたが、ロワシーバスに乗れるよね?と確認したら、乗れるよーと回答もらい安心。
無事購入出来たらブースから離れて、写真を貼って、名前を書いて無事完了です。もちろんカード払い可能です。英語で対応してくれて助かりました。

購入したThe Découverte travel cardはこちら↓

左)カード2枚と透明なハードケースがもらえました
右)白い上の枠に名前を書いて、下に写真を貼ります。粘着テープが付いているのでノリは不要です。

ブースが混んでいたので並びましたが、係の方とのやり取り自体はとてもシンプルで思ったよりもとても簡単でした。

The Découverte travel cardに乗り放題1日券をチャージ

日曜日になり、navigo semaineの期限が切れてしまったので、駅で乗り放題1日券をチャージすることにしました。カードをすでに持っている人は、駅にあるこういう券売機でチャージ可能。英語も選べるのでわかりやすいです。

画面の案内に従います。Navigo cardを持っているかどうか聞かれるので、YESを選択。丸い紫の場所にカードを置くと読み込んでくれます。
The Découverte travel cardにチャージ出来るチケットは3種類あるようです。1か月券、1週間券、1日券。私は1日券を選択し、€12をタッチ決済しチャージできました。

乗り放題券ではなく、単発で切符を購入する場合は、Navigo cardを持っていないを選択すればよさそうです。

パリの交通機関はZoneによって値段が変わるようです。乗り放題券の1か月券、1週間券、1日券はすべて対象区間はAll ZoneなのでZoneのことは気にしなくて大丈夫です。ただ、乗り放題1日券は空港は対象外となっていますので、1日券ではロワシーバスには乗れないようです。ロワシーバス単体チケットが€13で、1日券が€12なので、当たり前といえば当たり前ですね。

まとめ

パリの街は地下鉄やバスがとても発達していて、たくさん走っているので乗り放題チケットを持っているととても便利でした。パリの地下鉄は危ないと聞くので都度お財布を出してチケットを買うよりも、ぱっとカードを出して乗れるのでnavigo semaineは防犯面でも役に立ったと思います。実際は危険を感じる場面は全くなかったですが、念には念を、ですね。

ちなみに乗り放題券でお得になったのか計算してみます。
都度チケットを買う場合は、€1.6のようです。navigo semaineが約€31で、私は行きにロワシーバス(€13)を利用しました。残り€18分、つまり11回ほど期間内にmetroやバスを利用したらお得に利用できたということですね。月曜から日曜までの滞在の方で往復ロワシーバスを利用できた場合は、5回以上metroやバスを利用すればお得ですね。
ご自身の滞在曜日や期間によって、検討されてみてください。

乗り放題対象のバスはこちらの水色のバス↓
町中にたくさんの路線が走っていて、とても便利です。googlemapとバス停の場所や路線図の整合性が取れているので観光客でもとてもわかりやすいです。

前から乗って、この紫色の機械にカードをタッチします。

では、ご覧いただきありがとうございました。

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